お散歩やお出かけが少しずつ出来るようになってくると、
赤ちゃんと行ってみたいなと思うものが増えますね。
特に夏は、夏祭りや花火大会があって、
雰囲気だけでも楽しめないかな?と思うママもいます。
夏祭りも花火大会も人が多いもの。
人混みで赤ちゃんをどう連れ歩くか、
花火大会に赤ちゃんは大丈夫?
これらについて調べてみました。
目次
ベビーカー・抱っこひも、人混みに注意!赤ちゃんを守れ!どう連れ歩く?
お祭りや花火大会というのは、大勢の人が集まります。
赤ちゃんを連れて行くとなると、ベビーカーで行くのがいいのか、
抱っこ紐の方がいいのか迷いますよね。
人混みがすごいと、ベビーカーでも抱っこ紐でも
どちらでも大変なんです!
ベビーカーの場合
ベビーカーは大人の視界よりも低く、周りの人からは
見えにくいです。隙間をぬって歩く人がぶつかってきたり、
もっと進めるだろうと押されたりという危険性があります。
また、段差や階段の多いところ、エレベーターやスロープがない、
河川敷のような場所はベビーカーでの移動が難しいです。
ただ、花火大会なんかは河川敷のようなそういったところで
開催されることが多いですよね。
ベビーカーに乗っている赤ちゃんは、背の高い
大人たちに囲まれるような形になってしまいます。
そうなると、人の熱気でムシムシしているところに
赤ちゃんをさらすことになってしまいます。
抱っこ紐の場合
抱っこ紐で移動するには、ベビーカーよりも多少楽になりますが、
ママと赤ちゃんがぴったりと密着している分、
赤ちゃんもママも汗だくになってしまいます。
夫婦で交代しながら抱っこするにしても、
長時間抱っこしているのは疲れます。
赤ちゃんを下ろして休憩できる場所がいくつかないと、
抱っこする大人が大変です。
また、暗い中での移動なので足元が
見えにくかったりして危ないです。
人混みの中に赤ちゃんを連れていくのは、
ベビーカーでも抱っこ紐でもどちらであっても危険があります。
花火大会で心配なこと!暗い夜・花火の音、赤ちゃんは大丈夫?

Hans / Pixabay
赤ちゃんを花火大会に連れて行くとしたら、心配なこと、
気になることがありますね。
花火大会でママたちが気になることをまとめてみました。
●花火の音は赤ちゃんの耳に何か影響がある?
花火の音はとても大きいので、赤ちゃんの耳は
大丈夫なのか心配に思いますよね。
耳鼻科医の先生方は
「花火の音で鼓膜が破れてしまうようなことはない。しかし、
音にびっくりして泣いてしまう、怖がるのでオススメはしない」
と言います。
花火は音もすごいですが、体に振動が響くほどの迫力があるので
怖いと感じるのは当然ですね。
●オムツ替え、授乳できる場所がない
会場にオムツ替えが出来るような場所、
授乳室のような場所は基本的にありません。
オムツを替えようと思ったら、レジャーシートなど
敷物の上で交換するしかありません。
哺乳瓶でミルクを飲んでいる赤ちゃんなら良いですが、
母乳で育てているママだと授乳ケープを使うしかありません。
しかし、夏ですからケープは暑いので大変です。
●虫さされのリスクがある
屋外で夜ですから、蚊などの虫にさされるリスクがあります。
虫よけを使える月齢であればよいですが、
そうでないと対策が難しくなります。
虫よけスプレーに配合されている『ディート』という成分は
6ヶ月未満の赤ちゃんには使用できませんので、
子ども用に虫よけを購入する際はよく確認してください。
●タバコのリスク
花火大会のようなお祭りでは、タバコを吸っている人も大勢います。
喫煙エリアが決められていることも多いですが、
屋外ですから煙を完全に避けるのは難しいでしょう。
病気をもらう可能性もありますし人混みに連れていくのは、花火大会でなくても
それだけで色々なリスクが出てきます。
まとめ
赤ちゃんを花火大会に連れて行くことはお勧めできません。
子どもが花火を見て喜べるのは3~4歳くらいから。
一般的に、子どもが花火を見て「すごいね~」「きれいだね」と
喜べるようになるのは3~4歳ごろと言われています。
しかし3~4歳ごろからは、子どもの意思もハッキリし
「あっちに行く」「かえりたい」と、
ゆっくり花火を楽しむというのがなかなか難しくもあります。
子どもの発達具合や性格も踏まえて余裕を持った計画を立て、
家族で花火大会を楽しめると良いですね。