生まれてから3ヶ月ころまでは、
赤ちゃんの授乳のことばかりが気になりますよね。
母乳だと赤ちゃんがどれくらい飲んでいるのかが
分からないので、赤ちゃんがおっぱいを飲む時間や
授乳間隔で見極めているママが多いかと思います。
そろそろ飲ませる時間だけど、赤ちゃんがグッスリ寝ていて
起きてくれない。
起こして飲ませるべきか、そのまま寝かせていたらいいのか
悩みますよね。
そこで今回は、新生児の赤ちゃんの授乳について、
・新生児の授乳時間は何分くらいが目安なの?
・どれくらい飲ませたらいいの?
・いつまで3時間おきの授乳が続くの?
といったママたちの疑問について解説します。
目次
新生児の授乳時間は何分が目安?毎回どれくらい飲んでるの!?
新生児の授乳時間
生まれたばかりの新生児の授乳時間は、
1回20~30分くらいといわれています。
新生児はおっぱいを吸う力が弱く、あまり体力もありません。
ですから、ちょっと飲んだだけでも疲れて眠ってしまいます。
ママは産後すぐで体力が戻っていなくて大変ですが、
おっぱいを上手に飲めない赤ちゃんは授乳が頻回になります。
赤ちゃんが欲しがったらあげる、
泣いたら授乳するくらいでちょうどよいのです。
母乳は、赤ちゃんがどれくらい飲んでいるのか、
おっぱいがどのくらい出ているのかが分からないですよね。
おっぱいがちゃんと足りているのか不安に思うママも多いです。
母乳が足りているかを見る6つのポイント
・24時間以内に、少なくとも8回は母乳を飲んでいる
・授乳中、ごくごく飲みこむ音が聞こえる
・赤ちゃんの機嫌がよく、皮ふの状態もよい
・授乳と授乳の間は満足している様子である
・1日で色のうすいおしっこを7~8回する
・1日で3~8回ウンチをする
授乳のあとに赤ちゃんが泣くのは、
母乳が足りていないことが原因とは限りません。
おしっこやウンチの回数、赤ちゃんの機嫌を見て、
母乳が足りているかどうかをみましょう。
赤ちゃんが寝ちゃって前の授乳から2時間以上たつのに
起きる気配がない・・・!
なんてこともあります。
このまま寝かせてあげようかな?
いや、起こして授乳した方がいいのかな?
という時。
体重の増え方に問題がない赤ちゃんは、
無理に起こして授乳しなくても大丈夫です。
ママも休める時間!と思って、赤ちゃんが寝ている間に、
ママも体を休めておきましょう。
授乳寝不足がつらい!いつまで続くの3時間おきの授乳!?

grisguerra / Pixabay
新生児のころは、ほとんど一日中授乳をしている・・・
というママもいますよね。
授乳間隔も2時間開けば良い方で、常に寝不足になります。
こんな状態がいつまで続くのかと不安になるかと思いますが、
だんだんと授乳時間があくようになってくるので大丈夫です。
生後1ヶ月以降の授乳時間・授乳間隔の目安について
知っておくと良いですよ。
*生後1ヶ月
新生児のころとさほど変わらず、授乳時間は20分程度。
授乳間隔は2~3時間ほど、といわれていますが、
母乳は腹持ちしにくいので、それほど時間が経っていなくても
赤ちゃんが欲しがればおっぱいをあげましょう。
まだこの時期は何回飲ませても問題はありません。
中には、1日の授乳回数が10~12回ほどになるママもいます。
*生後2ヶ月
授乳時間は10~20分程度。
赤ちゃんはかなり上手におっぱいを飲むようになってきます。
この頃になると、赤ちゃんはまとめて眠るようになってくるので、夜の授乳間隔が少し長くなってきます。
昼間の授乳間隔は1~3時間ほど。
*生後3ヶ月~
1回の授乳時間は10~20分程度。
一度にしっかりと飲めるようになってきて、
片方5分ずつでお腹がいっぱいになる赤ちゃんもいます。
まとめて眠れるようになるので、授乳間隔もあいてきて
3~4時間ほどに。
この頃になると、ママも赤ちゃんにも授乳ペースが
出来上がってきます。
*生後6ヶ月ごろ~
このころには多くの赤ちゃんが離乳食をスタートしますね。
授乳の回数も減ってきて、1日5~6回、
授乳間隔は4~5時間ほどに。
まだ赤ちゃんの食事は授乳がメインなので、
離乳食を食べたあとでも欲しがっているようであれば、
おっぱいをあげましょう。
月齢別の授乳時間・授乳間隔は、一般的な目安として
参考にする程度にしましょう。
赤ちゃんが元気に成長していて、ママと赤ちゃんの
授乳ペースがつかめていれば問題ありません。
まとめ
授乳の仕方は人それぞれです。
赤ちゃんがしっかりとおっぱいを飲めるようになって、
授乳ペースがつかめるようになるまでは、
不安なこと・心配なことがたくさん出てきてしまいます。
授乳はとても個人差が大きいものです。
母乳がどのくらい出るのか、赤ちゃんが1回で
どのくらい飲むのか、正解はありません。
周りから色々言われることもあるかもしれませんが、
ママが笑顔でいられて、赤ちゃんが元気に育っていれば、
それが正解なのです。
焦らず、ママと赤ちゃんのペースを大事にしましょう。
今しかない、赤ちゃんとの時間を大切に、楽しんでくださいね。