まだまだ赤ちゃんだと思っていた子も大きくなってくると、
おっぱいをやめる時期についても考え始めるようになります。
寝不足になりながら続けてきた授乳タイムは、
しんどいなと感じる一方で、ママと赤ちゃんの幸せな時間で、
終わってしまうのも寂しさを感じますよね。
いつ頃まで授乳を続けようか?
卒乳する時にはどんな風に進めたら良いのか?
失敗しない卒乳方法は?など
卒乳に関する疑問についてまとめてみました。
卒乳の失敗談!原因や引きがねになりそうなことを教えて!
先輩ママたちはどんな風に卒乳をしたのか気になりますよね。
卒乳に一度失敗してしまったママたちの体験談から、
失敗しない卒乳方法をみてみましょう。
★いきなり思いつきではじめてしまった・・・
息子が1歳過ぎた頃、義母から「そろそろ母乳をやめたら?」と言われ、
何も考えず断乳をスタート。
しかし、今まで飲めた母乳が急に飲めなくなった息子は泣き叫び、
私は乳腺炎になるほどおっぱいが腫れ、
息子を抱きしめることが出来なくて・・・母子ともにツラくて泣きました。
そして母からの「母乳が飲みたいのに飲めなくて泣き叫ぶ子供がかわいそう。
自然に卒乳出来るから大丈夫」と言われハッとしました。
思いつきで断乳してしまったことを子どもに謝って私の断乳は3日で終了。
そして卒乳するまで母乳をあげることを決意。
その後、母乳を飲む回数が少しずつ減っていき、
2歳頃には自然に卒乳することができました。
ママと子どもの状態で決めることが一番大切です。
★子どもが泣いても、自分一人で
相手しなければならず大変だった・・・
うっかり週のはじめにスタートしてしまい、寝かしつけや
夜泣きを夫に代わってもらうことができずに苦労しました。
お風呂に入れるのも私なので、なかなか子どもがおっぱいを
忘れることが出来ませんでした。
欲しがってしまいます。そんな時に、パパや両親など、気を逸らしたり抱っこを
代わったり協力してくれる人がいると心強いです。
★おっぱいを欲しがる子どもの姿に心が折れてしまった
『今日はおっぱいとバイバイね』といいきかせ、寝かしつけは授乳ではなく
抱っこで乗り切ろうとしましたが、子どもはずーっとぐずっていました。
小さい子どもなりにおっぱいを我慢しているんだなと思い
『ねんねだよ~』などと言いながら抱っこして背中をトントンしているうちに、
ものすごく悲しくなってしまい、子どもを抱っこしたまま私が大泣き。
抱っこで寝てくれたものの、布団に降ろすと起きてしまい、
その後は泣き叫んでとても寝そうになかったので結局授乳をしてしまいました。
ママにとって本当にツラいもの。おっぱいを飲む時はあんなに嬉しそうな顔をしていたのに・・・
とママの気持ちが揺らいでしまって失敗するケースはよくあります。卒乳にはママの気持ち・意思も大事なのです。
おっぱいときれいにバイバイするために!赤ちゃんが執着しない秘策!!
今まで飲んでいたおっぱいが急に飲めなくなってしまうと、
子どもはパニックになり、相手をするママもツラくなって
しまいます。
卒乳には基準となる時期はないので、
ママと子どもの気持ちを大切にしながら計画的に進めることで、
おっぱいときれいにバイバイ出来ます。
*卒乳する時期は計画的に
春・秋の気候が良い時期の、連休がある時に
スタートするのが良いです。
夏は脱水が心配ですし、冬は体調を崩すリスクが高いです。
また連休ですと、周囲のフォローが比較的受けやすくて良いです。
*授乳時間を少しずつ短くしていく
子どもが気が付かない程度に10分→8分→6分と
少しずつ短くしていくのがコツ。
子どもが飲む量を減らすことで、
母乳の分泌量も減らすことができます。
*授乳回数を減らす
ご飯の量を増やしてお腹を満たしたり、
たくさん体を動かしたりお昼寝を短めにして、
寝かしつけの授乳が無くても寝るようにしたり、
麦茶や湯冷ましを代わりに飲ませたり、
少しずつ授乳回数を減らしましょう。
*おっぱいを忘れて楽しめることをさせる
子どもがおっぱいを欲しがる前に、おやつやおもちゃ、
外遊びなどで気を逸らし、おっぱいを忘れて
楽しめるようなことをするのも良いです。
おっぱい以外に興味を向けることが必要なので、
それまで以上に関わることが増えます。
*スキンシップを多くする
授乳がなくなることは、子どもにとって不安なこと。
それまでよりも子どもとのスキンシップを多くとるようにして、
ママの愛情を伝えることを忘れないようにしましょう。
まとめ
卒乳を決めたものの、やっぱり寂しい・・・まだ早いのかも・・・
と迷う気持ちがある時はまだ始めるタイミングでは
ないのかもしれません。
子どもにとって、今まで当たり前であったおっぱいは、
栄養面だけでなく、精神的な面でもとても大切な存在です。
さらに、授乳タイムはママと子どもの大切なスキンシップ、
コミュニケーションの時間でもあるわけです。
卒乳のタイミングは、ママと子どもが決めるもの。
他人が決めることではありません。