男の子が迎える節句のお祝いを“端午の節句”といいます。
また赤ちゃんが初めて迎える節句を“初節句”といいます。
五月の青空にこいのぼりをあげて、
兜を飾ってお祝いをしますよね。
こいのぼりを見ると、
端午の節句が近いんだなと感じることができます。
そんな端午の節句に食べられるものの一つが“柏餅”です。
なんで柏餅!?と思う人もいるでしょう。
実は柏餅にはちゃんと意味があるのですよ。
柏餅に込められた意味を知って、
赤ちゃんの初節句をお祝いしてあげてくださいね!
目次
端午の節句とは!?
端午の節句とは男の子の節句のお祝いです。
5月5日に行われます。
男の子がすくすくと健やかに育ってくれますようにと
願いが込められてお祝いするのです。
そして、飾っておく兜が、
子どもにふりかかる厄から守ってくれる
という意味が込められています。
こいのぼりを飾ることで、
子どもが出世してくれますようにと
願いが込められています。
端午の節句に食べる柏餅に込められた意味は!?
端午の節句に食べられるものに、
柏餅やちまきがあります。
これらを食べるのは意味がきちんとあるのです。
柏餅に巻かれている葉っぱは柏の葉です。
この柏の葉に意味があるのです。
柏の木は“葉守りの神が宿る木”、“葉を護る木”
といわれることがあります。
これは、柏の木の葉は古く枯れてきても、
新しい葉が生えてくるまでは枝についたままで
枯れて落ちることがありません。
これが葉守りの神が宿っている木と
いわれている由来です。
そして、葉が落ちてなくなることなく、
入れ替わり生えてくることから、
葉を護る木として縁起がいい木とされてきたのです。
柏の木のように家族が絶えることなく子孫繁栄を願い、
端午の節句に柏餅が食べられるようになったのです。
あなたの体験談教えて!男の子の初節句のお返しで喜ばれるものBEST5!
- カステラ
- バームクーヘン
- お茶のセット
- 紅白の麺
- 柏餅
このような品が初節句のお返しで選ばれているものです。
柏餅は端午の節句のお返しにも選ぶ人がいます。
ただし、柏餅はあまり日持ちがしないので、
お返しの品にする際には注意が必要です。
初節句の食事会に来てくれた人に
初節句のお祝いのお返しとして配るのはいいでしょう。
しかし、遠方に住んでいる為に来られなかった人に
柏餅を送るのはやめましょう。
初節句のお返しを送る場合には
日持ちするものを選ぶようにするといいでしょう。
初節句のお返しは必ずしなければいけない
ということはありません。
初節句のお祝いは身内で行う家庭がほとんどです。
そこで、初節句のお祝いをもらっても
お返しは用意しないという家庭がほとんどです。
もちろん、お礼の言葉は伝えておいてくださいね!
初節句のお祝いのお返しを用意するかどうかは、
それぞれの家庭で決めるといいでしょう。
初節句のお返しで贈る桜餅と柏餅の違いとは
女の子の節句=桃の節句 3月3日
男の子の節句=端午の節句 5月5日
このように女の子と男の子で節句の日にちが違います。
そして、
桃の節句で食べられるもの=桜餅
端午の節句で食べられるもの=柏餅
なのです。
このように食べるものにも違いがあるのです。
桜餅は桜の葉っぱを塩漬けにしたもので、
あんこの入ったお餅をくるみます。
柏餅は柏の葉っぱであんこの入った餅を包んだものです。
まとめ
端午の節句に飾る兜やこいのぼりにも意味があるのです。
そして、端午の節句に食べる柏餅にも、
子孫が繁栄しますようにと願いが込められているのです。
どれも縁起がいいということから選ばれてきたものです。
初節句のお祝いは、
どんな形であってもお祝いしてあげるといいでしょう。
子どもの成長していく姿を楽しみにしながら、
毎年、兜とこいのぼりを飾ってあげましょう。