小学校の入学準備で、
保護者を悩ませるもののひとつが
「算数セット」でしょう。
名前を書くのが大変だとか、
絶対に買わなきゃいけないものなのかとか、
お下がりは使えるのかとか、
理由は様々です。
そんな親を悩ませる算数セットについて、
何の学習に使うのか、本当に一つずつ名前を書くのか、
また、バラ売りはしているのかを調べてみました。
目次
算数セットってどんな風に使うの?数え棒で何を学ぶの?
そもそも算数セットは、
どんなことを学習するのに使うものなのでしょうか。
一般的な算数セットの中身は、
- 数カード
- おはじき
- 数のブロック
- サイコロ
- 色板
- 計算カード
- 数え棒
- お金
- 時計
- 九九カード
です。
学校で使う教科書や、何年生まで使うかによって
多少中身が違ってくるようです。
お金や時計、九九カードは
その名の通りの学習に使います。
では、数え棒ではどんなことを学ぶのでしょうか?
算数セットなど学校教材を取り扱っているサイトによると
かぞえぼうは各学年の教科書で
広く使用される教具のひとつです。
数をかぞえる学習にはもちろん使いますが、
図形作りにも、長さくらべ、
立体図形作りにもつかえます。
出典:ヒエシス誠文社HP
とのこと。
数の概念や数を数える勉強に使うのがメインのようです。
その他にも図形作りの学習にも使えるのですね。
算数セットの数え棒って一本一本に名前を書くの?
「入学準備で一番大変なのが、算数セットに名前を書くこと」
そんな声をよく聞きます。
算数セットは、入っている教材の種類が多いことに加えて、
一つひとつの数が多いのと、
大きさが小さいことにあります。
特に数え棒は、100~200本ほどの量があって、
しかもとっても細い!とてもペンでは書けないほど。
同じクラスの子全員が
同じようなものをたくさん持っていますし、
子どもはすぐに落とすので、
なくなったり紛れ込むこともあったりします。
ですから、数が多い、
書くスペースが小さいとはいっても、
書かないと困るわけです。
算数セットに名前を書く方法は3つあります。
①名前ペンを使って手書きで頑張る
数が多くても、書くスペースが小さくても、
全部手書き!ペン1本なので、安上がりですね。
②お名前ハンコでスタンプする
布だけでなく、プラスチック製のものにも押せる
お名前ハンコを使うと
ポンポン押していくだけなので簡単ですね!
ハンコのサイズが色々あるものだと、
物に合わせてハンコを使い分けることができるので
オススメです。
③お名前シールを貼る
算数セット専用のお名前シールが売られています。
おはじき用、数え棒用、お金用、
タテ書きなど貼る物に合わせて作られています。
シールも小さいので、手ではなく
ピンセットを使って作業した方が良いでしょう。
そのために、ピンセットまで付属している商品も
中にはあります。
これだけ大変な思いをして名前を書いても、
なくしてしまうのが小学生…。
とは言っても、書かないわけにもいかないので、
ママにとって良い方法を選んでください。
詳しくはこちらの記事も参考にして下さいね。
算数セットの名前はどこまで書けばいい?
名前を書くときには、
パパにもぜひ協力してもらいましょう。
算数セットの数え棒はどこで買える?ばら売りはしているの?
兄弟や知り合いなどから
算数セットのお下がりがもらえる場合もあるかと思います。
お下がりの場合、
足りないものだけを買い足せば良くなります。
そういった場合には
どこで買えばよいのでしょうか?
セットではなく、単品で購入することもできるので、
ご紹介します。
●「学校教材.com」
学校教材を扱っているサイトですので、
安全性もあり、安心して購入することができます。
●楽天市場
「算数セット 数え棒」と検索すると
いくつかヒットします。
●フリマ、オークションサイト
メルカリやヤフオクなどで、
算数セットを出品している方がいますので、
運が良ければ欲しいものを買えるかもしれません。
●学校に出入りしている業者
直接、保護者が業者から購入することはできませんが、
担任の先生を通して買える場合もあります。
一度、先生に聞いてみると良いでしょう。
算数セットは出版社が同じでも、
年度によって多少中身が違うこともあるので、
よく確認してから購入してくださいね。
まとめ
算数セットは、小学校3年生ごろまで使うようです。
ただ地域によって、算数セットを購入するのか、
学校で貸してくれるのかなど
取扱いが変わってきます。
購入して、名前つけをしなければいけないとなると、
とても大変な作業になります。
使う期間もそれほど長くはないですし、
学校での学習以外で使うことも
ほとんどないものですから、
学校で一括購入して貸し出ししてくれると、
親としては助かりますね。