赤ちゃんがなかなか寝なくて、ママがイライラしてしまうことってありますよね。
「いつもトントンして寝かしつけるのに時間がかかって困る・・・」
「トントンすると赤ちゃんが嫌がってしまう。やり方が悪いの?」
早く寝てほしいと思うほど、時間がかかってさらにイライラ・・・。
赤ちゃんの寝かしつけるコツをつかむのは案外難しいということを、
ママになるまで知らなかったという人も多いはず。
赤ちゃんの背中や胸をトントンして寝かしつかる方法は定番ですが、
実はリズムや強さなどコツがあるのです。
そこで今回は、赤ちゃんをトントンして寝かしつけるときのコツと、
嫌がって寝ないときの対処法をご紹介します。
トントンするとなぜ寝るのか?
人は、同じ強弱・リズムでの刺激を受け続けると、はじめはその刺激を意識しますが、
だんだんと反応が鈍くなっていきます。
そして、その刺激に慣れてくるとだんだんと眠くなります。
大人でも、車や電車といった単調なリズムや変わらない景色を見ているとだんだんと眠くなってきますよね。
それと同じです。
また、赤ちゃんの体をトントンすることは、ママのお腹の中で聞いていた音やリズムによく似ているので、
安心して眠れるとも言われています。
トントンのやり方とコツ
トントンしているのに、なかなか赤ちゃんが寝てくれなくて困っているママ。
赤ちゃんを寝かしつけるためのトントンにもコツがあるのをご存知ですか?
寝かしつけるトントンのコツには「単純なリズム」「強さ」がポイントになります。
単純なリズム
一般的には、ママや赤ちゃんの心臓の音に合わせると良いと言いますが、
赤ちゃんによって心地よいと感じるリズムはちがいます。
少し早めがいいのか、ゆっくりな方がいいのか、赤ちゃんの様子をみてみてください。
赤ちゃんが寝るまでずっとトントンしているのは、ママにとっても退屈で眠くなってきてしまいます。
しかし、途中でリズムが変わってしまうとその刺激で赤ちゃんがまた起きてしまうので、
ママは頑張って単調なリズムを続けましょう。
トントンの強さ
赤ちゃんの体をトントンするときには「優しくたたいた方がいい」となんとなく思っているママも多いかと思います。
ですが、強さは案外強めの方が寝かしつけやすいようです。
ママにとっては強すぎる!?と思うくらいの強さがちょうどよいのです。
このとき、手は水をすくうような少し丸めた形にします。
手のひら全体でたたくのではなく、少し手を丸めると心地よい振動が赤ちゃんの体に伝わり寝つきやすくなります。
「トントン」というよりは「ボスボス」という音になります。
この背中「ボスボス」という寝かしつけ方法は、保育園の先生たちがよくやっている寝かしつけ方法です。
保育のプロたちが使っているワザをマネして使わない手はないですね。
赤ちゃんを寝かしつけるのには時間がかかりますよね。
同じリズム、強さでやり続けるのは大変です。
1時間以上続くこともよくあります。
ママも無理のない抱っこの仕方や姿勢でいることも大事なポイントです。
トントンを嫌がったり寝ない時はどうする?
いくらママが頑張ってトントンして寝かしつけていても、赤ちゃんが嫌がったり、
寝ないときだってありますよね。
赤ちゃんがなかなか寝ないと、ママもイライラしてしまいます。
ですが、赤ちゃん全員がトントンで寝るわけではありません。
身体をトントンすることで、逆に目が覚めてしまう子もいます。
赤ちゃんが嫌がっているときに、無理にトントンを続けるのもストレスになってしまいます。
嫌がっている様子が見られたら、トントンをやめて他の方法で寝かしつけるようにしましょう。
では、他のママたちが、どんな方法で寝かしつけをしているのかご紹介します。
・ママのお腹の上に乗せる
・抱っこひもを使って、抱っこやおんぶをする
・添い乳、添い寝
・バランスボールに座って抱っこ
・子守歌
・マッサージ
・絵本を読む
トントン以外にも寝かしつけ方法は色々あります。
赤ちゃんとママに合った方法を探してくださいね。
まとめ
赤ちゃんを寝かしつけるのは、毎日のことでママにとっては大変なことです。
寝かしつけやすいトントンのコツを試してみて、それでも無理なようなら、
別の方法を見つけてみましょう。
別の方法のが合っていて、ママが楽に寝かしつけられているなら、
その方法でかまわないのです。
赤ちゃんにとっても、ママにとっても、楽な方法を見つけてください。